ノースアメリカンF-86戦闘機は昼間戦闘機の傑作で生産国の米国をはじめとして世界34カ国で使用された亜音速ジェット戦闘機である。武装は当初機関銃(12.7mm 6門)であったがミサイル(サイドワインダー)が開発されるとその有効性を実証し、全世界で派生各型を合わせて約9800機が生産された。初飛行は1947年10月である。

航空自衛隊では発足当初に米国からの供与(180機)を受けるとともに、ノックダウン(70機)、ライセンス国産(230機)により計480機のF-86Fを整備した。

航空自衛隊が整備したF-86F戦闘機はそのほとんどがF-86F-40であり、主翼は6-3ウィングを更に12インチ延長し、前縁に自動スラットを装備したものである。武装は12.7mm機関銃を機種に6門装備している。後に空対空赤外線ミサイル「AIM-9B」が発射できるように改修されている

偵察航空隊もRF-86Fのほかに少数ではあるがF-86Fを装備し、飛行訓練、連絡用として運用した。

入間基地を離陸する総隊司令部飛行隊所属のF-86F

国際航空宇宙ショーで展示された501飛行隊所属のF-86F